卵胎生なので、繁殖しやすく、東南アジアなどで大量に養殖されるため(種類によれば)安価で購入できる。品種改良が行われ、本来の半月模様のないタイプ(レッド・ワグ)、半月模様を別の形にしたもの(ミッキーマウス)などが現在の流通の主流を占めている [種類については別項で]。
好奇心が強い魚で、エサを与える際も積極的に水面へ向かってくる。慣れれば足音だけで反応を見せてくれる。ただし、稚魚を生んだ場合も、生まれた直後でボーっとしている稚魚をエサと間違うのか、口に入れて食べてしまうことがあるので注意が必要である。そのため産卵箱を使用する、稚魚が生まれたら別にする、水槽内に稚魚の隠れ場所となる水草を多くしておく、などの対応をすればよい。交配も容易で自家繁殖し模様を楽しむことが出来る。
エサは雑食性で色々なものを食べるので、一般的な人工飼料、赤ムシなど特にこだわらない。
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